秋澤秀彰 院長 開業38周年記念インタビュー

患者さん一人ひとりに対して誠意をもって対応する

患者層について、開業当時と現在ではどのような変化がありますか。

 開業当時はむし歯、入れ歯を主訴とする中高年層が最も多かったですが、ここ数年は10~30代の若年層が増加しておりボリュームゾーンになりつつあります。現在は保険診療でも白い補綴物が増えましたので、保険診療を選択される方が比較的多い印象です。

38年間、武蔵小金井で続けられた秘訣は何でしょうか

 やはり患者さん一人ひとりに対して誠意を持って対応することです。インフォームドコンセントを大切にして、丁寧に治療を行い、患者さんに寄り添ってきた結果、長年皆さまがリピーターとして通院してくださっているからだと思います。

開業当時はインターネットが無い時代でしたが、どのような来院理由が多かったのでしょうか。

 紹介や口コミ、近所だから等、幅広い理由がありました。ありがたいことに、中には現在でも通ってくださっている方もいます。仰る通り最近ではインターネットで簡単に検索できますので、予約を取っていただくことが難しくなり、皆様にはご迷惑をお掛けしてしまうことも増えてきました。そのため、スタッフを増やして改善を図っております。

現在、武蔵小金井駅周辺は歯科医院が約35医院ありますが、開業当時は何軒くらいでしたか。

 約半分位だと思います。現在はかなり増えて、前の通りや同じ通り沿いでも見かけるようになりました。

初心を忘れず丁寧に

治療の選択肢も38年前に比べて変化していると思いますが、その辺はどうでしょうか

 主にインプラント、マウスピース矯正、天然歯に近い白さと透明感に仕上げることができるジルコニア、入れ歯ですと金具のないノンクラスプデンチャー等は開業当時にはありませんでした。審美面だけでなく患者さんの身体への負担も考慮したものが年々増えており、歯科材料は相当良くなっています。

現在いらっしゃる患者さんの主訴はどのようなものが多いですか。

 当院の開業時期はむし歯洪水時代から10年経った頃でしたが、まだまだむし歯治療が大半を占めていました。逆に今では歯周病の患者さんが増えてきている印象です。当院では2名の歯科衛生士に加え歯科医師もスケーリング(歯に付着しているプラークと歯石を専用の器具で除去すること)を行っており、病状の改善に努めております。

この先の展望について教えていただけますでしょうか。

 この先もやるべきことは変わらず、患者さんを大事にすることはもちろんのこと、初心を忘れずに丁寧な説明・治療を続けていきたいと思います。また将来的には当院の勤務医である娘に医院を継承できればと思っています。